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せどりと転売の違いについてお話します。

 

意味合い的には、せどりと転売に

大きな違いはありません。

 

『安く仕入れて高く売る』

 

基本はこういう事です。

 

仕入れと販売の差を利益とするわけですね。

 

 

ただ、作業内容によって決定的な違いがあります。

 

『希少品を定価で買い占め、法外な値段で売る』

『仕入れ努力で安く買い、相応な価格で売る』

 

このような決定的な違いがあります。

 

 

では詳しく説明しますね。

 

 

 

希少品を定価で買い占め、法外な値段で売る

 

これは典型的な転売による迷惑行為です。

 

『限定〇〇個、〇〇ゲーム機』

 

こんな商品を、いち早くほとんど買い占め、

手に入りにくい商品とうたい、

 

定価で購入した商品を、

1.5倍～2倍以上の値を付けて

ユーザーに売る迷惑行為です。

 

 

例えば近年では、

・プレイステーション5の高値転売

・マスクの高値転売

などが記憶に新しいと思います。

 

 

「プレイステーション5の高値転売」は、

2020年11月の発売当初、

定価税込み5万5,000円が、

 

約1.8倍の

10万円で取引されていました。

 

 

また、

定価4万4,000円の軽量エディションでも

同じく1.8倍の8万円で売られていましたね。

 

 

「マスクの高値転売」も昨今の某ウイルス事情前は、

普通に50枚入が500円程度で売られていたのに

 

2020年4月には、

同じく50枚入りが4,000円と8倍になり

 

転売屋はさらに上乗せして

5,000円以上の値を付けていました。

 

 

高くても、アホらしくても

必要だから仕方なく買う。

 

こういった人を対象にして

法外な値段で売りつけているんです。

 

 

原理としてはチケットの違法転売と

やっていることは同じです。

 

定価で購入したチケットを

法外な値段で売りさばく

（チケット不正転売禁止法）

 

 

チケット以外は残念ながら法的には

違法にはならないのですが、

 

イメージは凄く悪く、

悪徳業者のようなお金のやりとり

という悪い印象しか残りません。

 

もちろん今後は規制されたら

高額転売は違法になるかも知れませんし。

 

転売（せどり）と聞くとイメージが悪い？そうでもないよ！

 

 

昨今のウイルス事情以降、

『転売』という名前のイメージは

極端に悪くなりました。

 

 

ただ厳密には全ての転売が上記のような

高額転売というわけではなく、

 

せどりとの明確な線引きが

有るわけでは有りませんが、

 

私個人の考えや認識としては、

 

『転売』＝高額転売

『せどり』＝適正転売

 

という独自の線引きをしています。

もちろんそれが全てではありませんが。

 

 

 

仕入れ努力で安く買い、相応な価格で売る

 

私個人の認識としては、

こちらの作業内容を称して

『せどり』と呼ぶようにしています。

 

 

例えば、

『かなり昔に発売された古本やCD・DVDなど』

『使われなくなった古いノートパソコン』

『古いカメラやおもちゃ・ゲーム』

 

販売されてから何年も経ち、

値がつかなくなった商品を安値で買取り、

欲しい人に向けて適正価格で売ります。

 

 

商品は一例ですが、

中古商品は全て対象と言っても

過言ではないでしょう。

 

それぐらい、中古市場は

にぎわっているので。

 

高額転売をする人がいなくなれば、

高値で買う必要が無くなります。

困る人は皆無です。

 

 

 

せどりや転売の今後の動向は

 

もしせどりをする人がいなければ、

中古品は使わなくなり、

スグに処分されます。

 

リサイクルに使われる部品はあっても

それ以外は廃棄処分。

 

 

・新品まで要らない

・安くて使える

・人が一度使ったものでも気にならない

 

このような人が困ります。

 

そして、中古品を生業とする人達も

中古品が買われなくなり困ります。

 

 

中古パソコン市場は今が旬！？パソコンせどり始めるなら今でしょ！

 

このようにせどりは中古市場を賑わす

必要必需なのです。

 

私がせどり市場に参入した主な理由も

 

『必要とする人がいるから』

 

 

なのでせどりは今後も

無くなることは無く、

 

逆に高額転売は

減っていく傾向になるでしょう。

 

 

 

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